多文化共生のための異文化コミュニケーション
異文化コミュニケーションの専門家 鹿内節子です。
「多文化共生のための異文化コミュニケーション」原沢 伊都夫 著 のご紹介です。
クイズが随所にあって、退屈しない本となっています。
印象に残ったのは、U字曲線の適応プロセス
1.ハネムーンステージ
見える文化については、希望、期待がある。景色、食べ物、服装など楽しい、うれしいと感じる時期。
2.カルチャーショック
見えない文化がわかってくると、期待かか失望に変わる。
違和感、不安、体調不良、疲れる、眠れない、頭痛、過食、拒食、など
ホームシックになる。日本人は何を言いたいのかわからない。
はっきりと気持ちを伝えてほしいと思われる。
日本人の気の使いかたにつかれる。
3.適応開始期 異文化の適応が始まる
刺身、すし、納豆、つけものが食べられるようになる。(ほんとか?)
4.適応期
不便を感じない。違いを受け入れる。広い視野でみられる。コミュニケーションがとれる。
言語がうまく話せなくても、不便なく暮らせる。
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今、自分がどんな時期なのか、見極められれば、
途中で残念なことに帰国しなくてもよいと思います。