異文化コミュニケーション
外国人と日本人が働く現場では、
トラブルとして表に出る前に、
小さな「違和感」が必ず生まれています。
その多くは、
誰かの能力不足でも、
努力や誠意の欠如でもありません。
むしろ、
それぞれが「当たり前」だと思っている前提が、
静かに食い違っているだけ、ということがほとんどです。
私が関心を持っている異文化コミュニケーションは、
うまく立ち回る方法や、
正解の言い方を教えることではありません。
・なぜ、その言葉が引っかかったのか
・なぜ、その説明が納得されなかったのか
・なぜ、善意が負担になってしまったのか
そうした違和感の背景を、
一度立ち止まって整理することを重視しています。
異文化の問題は、
「文化の違い」だけで起きているわけではありません。
役割意識、責任の取り方、仕事の進め方、
暗黙の了解や、言葉にされない期待――
それらが複雑に重なった結果として現れます。
在留資格や外国人雇用、日本語教育に関する実務経験は、
こうした考察の土台になっています。
制度や言語を知っているからこそ、
言葉になる前のズレに気づくことがあります。
ただし、
このページでは制度の解説や手続きの案内は行いません。
今年からは、
制度や処理そのものよりも、
異文化の現場で生まれる
思考のズレや違和感を言語化することに
比重を置いていきます。
異文化コミュニケーションは、
問題をすぐに解決するための技術ではなく、
考えを整理するための視点だと考えています。
一人で抱えていると、
考えが堂々巡りになってしまうこともあります。
必要な方には、
考えを整理するための場を用意しています。
※本サイトは情報提供を主としています。
※個別のご依頼についてはお受けしておりません。