今の仕事に導いてくれた恩師のご逝去
行政書士、 オンライン日本語教師 鹿内節子です。
行政書士 畑 光先生がご逝去されました。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
30年ほど前に外国人在留資格取次制度が出来た際、私はこの仕事がしたくて行政書士になりました。
その後、畑先生、謝先生、山内先生(かつての豊島支部長)
には勉強会で実務のご指導をいただきました。おしげもなく
豊富な知見と実務書類の公開などにご尽力いただき、個別案件に
相談にものっていただき、勉強会も
みなさん熱をもって研鑽されていました。
先生が、新しい道を開拓し、後を追う人たちの育成に尽力された
ことに感謝しかありません。これからも実務で恩返し
することが役目だと思います。
在留資格取次は、大量に処理し、お金儲けの手段にすると、
危険が多く、途中で道のそれた行政書士も見てきましたので、
慎重に仕事をしてきました。一人一人の外国人の方たちの
顔も仕事も家族も思い出すことができます。
それだけ、外国人在留取次業務は他のかたの人生にかかわる
重要な仕事です。
コロナ禍では、私はオンライン日本語教師をスタートしました。
お金目的だけで、外国の人々が働きに来るだけではなく、日本の文化、歴史、日本の人たちに魅力を感じて
日本語や日本を好きになって、来日してくれるファンを増やしたいと思ったからです。
留学生の来日理由や、日本語学習の動機は日本のアニメ、サブカルという理由が多いです。
畑先生のまいてくださった種が、私の中ではこのように咲いています。
本当にありがとうございました。そんな気持ちでいっぱいです。